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紅茶を作っている国はドコだと思いますか?ヨーロッパではないですよ!

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koukuniみなさん、紅茶を作っている国と訊かれて、先ずどこを連想しますか?
イギリスでしょうか? それともフランス?
ちょっと待ってください。
それは紅茶の有名ブランドが多数存在している国であって、作っている国=生産国ではありません。
それらの国は、生産国で採れたお茶の葉を自国まで輸送して、そこで独自のブレンドを加えることによって付加価値を高めているのです。
紅茶を作っている主要な国は、所謂、開発の発展が著しい新興国なのです。
その紅茶を生産している国には実は共通点があります。
それは、北半球の北緯45度から赤道を越えて南半球の南緯35度の間に存在している国(北はグルジアから南はアルゼンチン)で作られているという事で、これ以外の国では気候的な条件でお茶自体が育つことが出来ないとされています。
この所謂「ティーベルト」と呼ばれる一帯でお茶は作られているわけですが、同じティーベルトの中でも気候の違いによって、より風味が異なったお茶が生まれていて、それが各地域の特徴を生み出しているのです。

現在、世界中で一番紅茶に使われる茶葉を輸出しているのはインドで、同時に最大の消費国であるとされています。
一言でインドの紅茶を表すなら、渋みのコクたっぷりな愛磁歪が特徴と言えるでしょうか。
これはミルクティーに最適のタイプですが、インドの紅茶がこのような特徴を持った背景には、インドが長らく英国の植民地だったことが影響しています。
英国人の口に合うような紅茶の清算が求められていたわけなんですね。

二番目に紅茶を多く生産しているのは、なんと中華人民共和国。
今ではすっかり近代化されたイメージがありますが、一度内陸奥地に分け入れば、まだまだ昔ながらの風景が広がっていて、紅茶に使われる茶葉はそこで生産されているようです。
中国は、実は紅茶の発酵前である緑茶の原産地であるばかりか、東洋のオリエンタルさを紅茶の消費国である欧州に植え付けた国でもあるのですね。
そのオリエンタルさは、実は中国原産の紅茶の風味に因っていたというのを御存知でしょうか?
中国茶を使った紅茶は、他では見られない独自の風味をもっていて、これが欧州の人たちに「東洋」を強く意識させたと言われています。
ちなみに、中国原産の紅茶は欧州の中でも匂いを追求するフランスで好まれていますね。

次に紹介するのは意外と想われますが、アフリカのケニアです。
紅茶とアフリカって今一ピンとこないかもしれないかもしれませんが、実はこちらも英国の植民地政策が関わっていて、1930年ごろから紅茶の清算が始まったらしいですね。
ケニアの紅茶の特徴は、インドや中国の紅茶に比べて、クスのある渋みや風味がないことで、強いて言えば何に出も合うのがケニア紅茶の強み何ですね。
ケニアの紅茶の茶葉栽培地は、とても標高の高い冷温地帯にあって、こういう地域で栽培すると紅茶はクセがなくなるらしいのです。
しかも、ケニアは他の地域に比べて茶葉に就く害虫がいないので、農薬を使わなくても良いそうなので、比較的安全を付加価値にできる強みがあるのですね。

最後に紹介するのは、インドの隣国のスリランカで、生産こそ余り多くありませんが、生産国では唯一、現地の世界ブランドを展開しているほど紅茶にかける情熱はぴか一と言えるでしょう。
スリランカの紅茶は「セイロンティー」と呼ばれていて、名前だけなら紅茶に詳しくない人でも聞き及んだことがある事かと思います。
このセイロンとはスリランカの前の英国自治領の名前です。
国名の変更は1972年に起りましたが、実はスリランカも長らく英国の植民地であり、紅茶は英国人の手によって、同じく英国植民地だった隣国のインドから移入された物だったのです。
スリランカの紅茶の特徴として、変化に富んだ気候差を生かして、幅広い風味の紅茶を生産できることです。
渋みたっぷりのミルクティー用から、さっぱりなフルーツ&フレーバー系まで、スリランカだけで世界中のお茶の種類をほぼ網羅できてしまう紅茶の見本市と呼べるほどの豊富さで、紅茶の種類に迷ったら、取りあえずスリランカのものに絞り込むのも良いかもしれません。

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