紅茶コラム

ダージリンの魅力に迫ってみました!

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Darjeeling Sungma Summer
紅茶愛好家の皆様は、それぞれご自分の紅茶の楽しみ方やスタイルをお持ちのことでしょう。特に茶葉の好みについては、強いこだわりがある方も少なくないかと思います。

紅茶ファンの間ではもはや有名かと存じますが、世界三大銘茶なるものがございます。一般的には、セイロンのウヴァ、中国のキーマンにインドのダージリンを加えたものですね。

特に日本では、ダージリンは、しばしば『紅茶のシャンパン』として人気を博しています。今日は、そのバラのような華やかな香りだちと黄金の色合いが魅力のダージリンに注目してみたいと思います。

シャンパンがセレブのパーティーに欠かせないように、英国が繁栄を極めた19世紀の王侯貴族の間では、この茶葉がもてはやされたのでした。そして、彼らは紅茶の粋な『流儀』を持っていたようです。

イギリス流ではティー・ウィズ・ミルク、つまりミルクティーがスタンダードでしたが、王侯貴族たちには、ポットに入れた最初の一杯目はストレートで、二杯目や三杯目に濃い色みが出てはじめてミルクを加えるのが粋とされました。それは、ダージリンの起源に敬意を払い、中国風のミルクを入れない習慣を真似たからなのです。

おや?と思われた方もおられるでしょうか。実はダージリン地方には、同じインドのアッサム種だけではなく中国種も持ち込まれて植えつけられ、そちらの方が重宝されたのです。さらに、紅茶大流行からさかのぼること100年ほど前から、ヨーロッパでは『シノワズリ』と呼ばれる中国美術がトレンドとなり、ティーカップの傑作もそのインパクトから生まれたのでした。

今でも、英語で小文字のchinaといえば、最高品質の陶磁器を指すようです。他の文化に尊敬や憧れを持ち、「良いものは、良い」、このような余裕のある佇まいが上流の証だったのかもしれません。

もし、次にリラックスして『紅茶のシャンパン』をお気に入りのティーカップで愉しむ際には、こんな優雅な気分に浸るのも悪くないですね。

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