紅茶雑学

帝国ホテルの紅茶をご存知ですか?

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大きなホテルには大抵、ラウンジバーやルームサービスが備わっていて、飲物や軽食が手軽に提供されるのが定番です。

気前の良いホテルであれば、ノンアルコールであるソフトドリンク系はお代わり無料と言うところもあるかもしれません。
紅茶はコーヒーと並んで、ホテル側が手軽に提供できる飲物としてホテルでは古くから提供されていました。
丁度、庶民の間に紅茶が普及し始めた頃に、英国の貴族社会の間で、今日多くのホテルがラウンジやルームサービスで提供する「アフタヌーンティー」が発明されました。
これに目を付けたのがホテル業界で、手軽に貴族気分が体験できる「アフタヌーンティー」をサービスとして提供する事で、お客に高級感が提供できるとあって、アフタヌーティー方式による紅茶の提供は、依頼、ホテルのグローバルスタンダードとなりました。
日本でも、この方式はそのままハイカラな舶来物のサービスという事ですんなり受けいられました。
ホテルの創業と紅茶の流入がほぼ同時期だったことも幸いしたようです。
その黎明期に建てられた日本のホテルの中で、最も紅茶に対して心血を注いだのが「帝国ホテル」だったといわれています。
帝国ホテルは、最近までホテル独自にブレンドした紅茶を提供する唯一のホテルでした。
ダージリンとセイロンのブレンドという、ある意味でシンプルな部類のブレンドティーですが、帝国ホテルの特徴としては、これを一過性のサービスに治まる事をせずに、プライベートブランドとして商品展開を行っていることです。
現在では、ホテルのプライベートブランド自体は珍しい物ではなくなりましたが、オリジナルブレンドティーをプライベートブランドで商品展開しているホテルは、日本では帝国ホテルがほぼ唯一と言ってよいでしょう(世界規模では幾つかあります)。
帝国ホテルがオリジナルブレンドの紅茶をプライベートブランドとして展開できたのは、ホテル自体に老舗としての商品価値が高かった事に他なりませんが、私たちが帝国ホテルのオリジナルブレンドティーを楽しむためには、やはり直接ホテル楽しむべきでしょう。
何故なら、オリジナルティーは茶葉で提供されていて(市販版はティーバック)、より深みがあるからです。
ですから、本場の味と言うものは、やはり本場で味わうべきだという事でしょうか。

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