紅茶雑学

高い紅茶と安い紅茶の違いはどこで決まるのか!?

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chigaikoucha

紅茶はどこで見分けるの?

日本で販売されている紅茶は、輸入されている物を含めれば、様々な商品が出回っています。

さて、みなさんは、値段や量以外で高い紅茶と安い紅茶の違いが、一体どこにあると思いますか?

意外に、茶葉の良しあしで、価格が高いか安いかに分けられることはないそうです。

多くのブランドは、パッケージや商品となる前に、ちょうど牛乳のように良い茶葉と悪い茶葉が、一緒に均等に混ぜられてしまうからです。

では、どんな違いで価格が高くなったり、逆に安くなったりするのでしょう?

輸入品を例に出すと、その輸入方法や、輸入の際に適応される関税、各ブランドの付加価値によるところが大きいと言われています。

まず、輸入方法に関して説明しましょう。

茶葉を輸入するとして、一度に大量輸入した場合と、少量ずつ小分けに輸入した場合、どちらがお金がかかると思いますか?

答えは、大量に輸入されてくる場合の方が、安くすみます。

大量輸送は、船の貨物輸送で行われますが、少量の輸入の場合だと航空機による空輸で輸入されるのです。

そうすると、船の重油と航空機のジェット燃料との価格差の違いで、少量ずつの輸入の方が、高くついてしまうのです。

次に、輸入される状態によっても、価格に違いがあります。

普通の茶葉の状態で輸入された場合、農産物の扱いとなって、関税はあまり高くなりません。

しかし、既にパッケージ化された商品の状態で輸入されると、より高い関税がかかってしまいます。

ところで、この関税問題に関しては、将来、一部の輸入品は安くなると言われています。

それは、2015年にTPP交渉が大筋合意で妥結したからです。

これによって、加盟国であるマレーシアから輸入される紅茶に関しては、茶葉や商品の価格が安くなると言われています。

ブランドの付加価値に関しては、みなさんが思っているのと少し違う事情があります。

みなさんは、ブランドの知名度などで、価格が高くなったりしていると思っていませんか?

実は、各ブランドは、よりよい商品にするべく、茶葉のブレンドの比率や配合種類などを、時間と手間をかけて、日々研究しています。

それによって発生する人件費や広告などの宣伝費などの諸経費が、巡り巡って商品価格に上乗せされ、それがブランドの付加価値の差となるのです。

以上は、大規模に流通する紅茶全般に言えることです。

一方で、個人が独自にルートを開拓して、輸入から販売まで行っている場合は、必ずしもこれは当てはまりません。

ヤリ手の人間が、買い付けから販売まで一括して安く大量に仕入れ、安く、多くの顧客に売ることもあるのです。

そのため、個人輸入の商品の中には、高い品質の紅茶が、安く売られていることもあるのです。

このように、価格の高い紅茶と安い紅茶の違いは、大手と個人では、違いがあるのです。

これらの諸事情に詳しくなれば、あなたも立派な事情通です。

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