紅茶雑学

美味しくないけど、美しいマロウブルーティーとは?

更新日:

lsoebv


マロウブルーティーとはハーブティーの一種なのですが、ネットで「マロウブルー」と検索しても分かり辛く、一体どういう種類の植物をハーブにしているのか、見当がつかないかと思われます。

実は、マロウブルーにはもう一つ「ウスベニアオイ」と呼ばれる名前があります。

「ウスベニアオイ」や「マロウブルー」を検索すると、どういった植物なのかが、より詳しくわかるかと思いますので、知っておくと良いでしょう。

マロウブルーティーには、ウスベニアオイの花の部分をハーブの原料にしているのですが、古来より薬用植物として飲用されてきたように、その味はお世辞にも、とても美味しいものではありません(汗)

そして薬用として飲用されていると書きましたが、マロウブルーティーの主な効能として、

このハーブに含まれるペクチンなどの粘液質が咳止め(うがい等で)に、苦み成分のタンニンが整腸作用に効くと言われております。

実のところは不明な点が多く、国立健康・栄養研究所によれば、これらの作用が科学的に証明された研究成果や報告が上がっておらず、上記にある薬用効果は、あくまでも民間療法の一つに過ぎないというのが現状です。

味もストレートではあまり美味しくなく、しかも有効成分にも、現時点では具体的な研究成果である証明がなされていないウスベニアオイ(ブルーマロウ)が、

なぜ近年注目されているのかと言えば、それは、その見た目の美しさにあって、ハーブティーの名前にもある通り、

お湯で注いでみると鮮やかな青色となり、しかも酸性のレモンなどを添加すると、紫や赤色(添加を多くした場合)に変化していく面白さがあるので、このトリッキーさがウケて好まれているという側面があります。

この原理は簡単で、小学生の頃の自由研究でお馴染みの、ムラサキキャベツを煮だした抽出液で酸性物質を加えて色変えをしたのと同じであり、小学校時代を思い出した人には、懐かしさを覚える人もいることでしょう。

しかしながら、この鮮やかな青色は時限性のものであり、放置しておくと時間がたつにつれて、自然と劣化してしまいますので、青色の効果を保ちたい人は、お湯出しではなく水だしで淹れる場合もあるそうです。

ウスベニアオイ自体が、古来から食されてきた(旧約聖書にも記述あり)ように、これと言って目立った副作用がないために、マロウブルーティーはその色合いを楽しみつつ、他の紅茶などとブレンドして味わいを整えることが可能です。

例えば上記にあるようなレモンであったり、あるいは蜂蜜などの甘味を加えることで、タンニンなどの成分による苦みのある味わいを、よりまろやかな味わいに変えることができる、非常に応用の利くハーブティーと言えるでしょう。

しかしながら、上記のとおり、まだまだウスベニアオイ自体が未知数な存在であるために、妊娠期間中や授乳時期などの状態の時は、なるべく摂取するのは控えるべきと言えるものでしょう。

-紅茶雑学

Copyright© おすすめ紅茶ちゃんねる , 2019 All Rights Reserved.