紅茶雑学

アフリカを中心に人気のケニア茶とは!?

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インドやアジアが紅茶の生産地として有名ですが、ダークホース的な生産地の一つとして頭角を現してきたのが、ケニア茶に代表されるアフリカ大陸です。

最近ではケニア以外でも、ウガンダ、タンザニア、マラウィ、モザンビークなどでも生産されています。

2011年の国際茶委員会のデータによれば、世界で一番お茶を輸出してるのはなんとケニアであり、ケニアがいかに紅茶生産に熱心なのかお分かりいただけると思います。

ちなみに、2位:中国、3位:スリランカ、インド:4位になってます。

ケニアに紅茶の茶葉をもたらしたのは、当時のケニアを植民地にしていた大英帝国(イギリス)で、1903年に最初の苗木をインドから持ち込んで、

ケニアの首都であるナイロビから北東のほど近くにあるリムル場所に植えられたそうです。

ちなみに、この時に持ち込まれた紅茶は、インドの東の端であるアッサムから持ち込まれた紅茶だったようで、現在でもケニア紅茶はアッサム系統中心です。

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クセがないのが特徴!

kenicha2近年では、アッサムの交配種(ハイブリット種)が、ケニアの研究財団によって作られており、ケニアの中でも比較的過ごしやすい気候の地域で栽培されているため、

コクのある風味が特徴のアッサム系では珍しくクセが少なく、それでいてミルクティーによく合うと言われています。

しかしながら、それは世界の生産地で作られているアッサム系と比較しての事であり、日本茶に慣れ親しんだ日本人がケニア茶のストレートを飲むと、

クセが強いと感想を持つ方もいるようで、その辺りは自分で試してみる必要があるでしょう。

他にケニア茶の特徴として、最新の製法や紅茶を通じた環境・貢献制度が充実しているという点があります。

まずケニア茶は、より短時間で茶葉から抽出できるCTC製法を用いているので、お湯を注いでからの抽出が速いとされていて、

茶葉の生育に関して、オーガニック農法やフェアトレード製法を輸出先である先進国の取引先と契約していることが多く、ケニア茶を通じて国際貢献ができるという、メリットもあります。

これはインドや中国が、生産の約8割を国内で消費してしまうのに対して、ケニアや周辺のアフリカ諸国は約5割が輸出用に向けられていて(ウガンダに至っては8割が輸出)、

紅茶に対しての優遇制度をやりやすいという側面もあるからだと言われています。

さらに、アフリカの国々は紅茶の他にコーヒーもよく常飲しますので、インドや中国に比べてお茶の消費量がそんなに高くないことも、

輸出に力を入れられる一つの要素になっているのかもしれません。

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