紅茶雑学

日本の紅茶はイギリス寄り?アメリカ寄り?

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mAMvkqOKXu日本人の紅茶の一般的な習慣はイギリスというよりアメリカからの影響が大きい、と言われたとしたら、驚かれるでしょうか。私は初めて知った時は衝撃でした。

たとえば、「紅茶は、何にする?」と日本で聞かれた時に、ホットかアイスか、ストレートとミルクとレモンのうちどれか、という選択肢がありますね。

実は、アイスティーやレモンティーはアメリカで発明された飲み方なのです。

まず、アイスティーは1904年にセントルイスでの真夏の万国博覧会での、ちょっとした偶然の産物でした。インド紅茶のブースを出展したある茶商が売れ行きの悪さを嘆いて、いれたての紅茶に氷をいれたところ飛ぶように売れたのがきっかけでした。

また、レモンティーはもともとカリフォルニアの農家の作法でしたが、1960年代に日本の女性誌がこれを「カリフォルニアのオシャレな飲み方」として紹介したところ爆発的なヒットとなりました。

さらに付け加えるとすれば、ティーバッグもニューヨーク生まれなんですね。

最初は小さな手縫いの絹の袋で、ついでガーゼへと改良がされていきます。一回一回の計量や茶殻の始末を簡単にできないものか、そんなアメリカ人の悩みがアイデアを生み出したのです。

何事も便利に、実用的に。この考えはアメリカに特有なプラグマティズムといいますが、ティーバックの発明については伝統大好きな皮肉屋の英国紳士もおそらくぐうの音もでなかったのではないでしょうか。

なんせ、ある調査ではイギリスの紅茶の消費量の96%はティーバッグで、とのことですから。

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