紅茶雑学

チベットで愛されるバター茶とは!?

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バター茶とは!?

お茶に乳製品を投入するのは、今では英国の様な西洋文明をイメージしますが、歴史的には東洋が発祥であり、今日「バター茶」とよばれる飲み物を常飲している、アジア系の遊牧民族にそのルーツを探ることができます。

バター茶は単純にお茶にバターを投入しただけの物ではなく、相当に手間暇のかかった作り方がされていて、現地の人々が脂肪分と塩分、ビタミンの補給飲料にしているだけあって、ビターで甘さがないお茶で、日本での人気はあまりありません。

バター茶に用いられるお茶は発酵茶ですが、紅茶ではなく、中国茶を麹菌で発酵させた黒茶が用いられ、黒茶を煮詰めたものに、バターとミルク(牛乳ではなくヤクなどの乳)塩(岩塩)を投入して、長時間、攪拌して作り上げるものです。

バター茶を含めた、発酵茶に乳製品を投入して飲むという風習は、中央アジアからインドまで幅広く存在していて、ロシアンティーが流行る前のモンゴル侵攻時代のロシアも、一時期伝わっていたと言われています。

しかしながら、バター茶を飲む地域ではお茶は栽培できないので、現地の人々は中国からお茶を輸入しているのが現状ですが、これがバター茶誕生の要因でもあって、古代の交易で遊牧民族と馬を交換する際に中国人がお茶を用いていたのがきっかけだそうです。

そしてその際、お茶は塊の団茶という固形商品として用いられて、とても価値の高いものとされて、嫁入り道具にも携帯されるほどの、現地の人たちには財産扱いだったようです。

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日本人の口には合わないかも!?

mazuiyoバター茶の本場であるチベットでは、現地の人たちはバター茶を1日に50~100杯も飲むそうですが、日本人には風味が体質的に合わないようで、日本人向けにレストランやイベントなどで出す際は塩分を控えめにしたりするなど、一定の配慮をしているそうです。

しかしながら、偶にコクを出すためだと言って、さらにチーズを投入してふるまうことがあるそうで、これは日本人の口は合わないので、現地を旅行した際にチーズ入りのバター茶をレストランで見かけたら、注文しない方が良いとされています。

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