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紅茶をよく飲む国ランキング!1位はスリランカ!?

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紅茶をよく飲んでいる国は!?

とある経済ニュースサイトがモニター調査した結果、お茶を良く飲む国というのは欧州ではなく、アラブ圏が多いのだそうです。

これはイスラム教で飲酒が禁じられているために、コーヒーや紅茶を飲む習慣が身に付いたからだと言われていますが、さらに紅茶に絞って調査すると、また違った意外な結果とその国のお国事情が見えてきます。

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1位:トルコ
トルコは日本人の3倍は紅茶を飲むと言われるほどの紅茶好きであり、2位以下の国をはるかに凌駕する消費量を誇っています。

しかしトルコはイスラム教を国教としてはいますが、実は飲酒自体は禁止されていません。

断食月であるラマダンの期間だけ禁酒するというこの国独自の折衷案のお陰だと言われていますが、飲酒が禁止されていないにも関わらず、紅茶文化が広まったのにはわけがあります。

トルコの紅茶の歴史は新しく、紅茶の生産が始まったのは第二次世界大戦後の1947年と言われていますが、約20年後の1970年代頃には国民的飲料として浸透しました。

こうなったのには歴史的背景があり、紅茶の生産が本格化した1950年代に政府の緊縮政策が実施されて、それまで普及していたコーヒーが輸入禁止になってしまい、その代替として紅茶が飲まれる様になったそうです。

トルコの紅茶は砂糖が多めでとても甘く、ティーポットで飲まれるのでいつも熱々で提供されているのが特徴です。

2位:トルコ
意外な事ですが、欧州で一番紅茶の消費量が他界のはイギリスではなく、隣国のアイルランドと言われています。

1日に紅茶を6杯と、一人あたりの年間消費量は世界一だと言われています。

アイルランドの紅茶の歴史は、世界情勢と歴史に翻弄された歴史でもありました。

紅茶の伝来自体はイギリスから18世紀に伝わりましたが、第二次世界大戦に突入するとアイルランドが中立を宣言したがために、連合国側であったイギリスから制裁を受けた結果、供給を減らされたのです。

これに激怒したアイルランドは独自の貿易を展開し、70年代にECに加入するまでの間、欧州を経由しない紅茶の輸入取引を行ったために、独自の紅茶文化が花開く事に成りました。

欧州がインドやスリランカのお茶を好むのに対して、アイルランド紅茶は大半がケニア産(四季を通じて変化がないので味がマイルドなのが良いとか)であり、しかもティーバッグで抽出するのが主流と言われています。

3位:イギリス
ようやく真打の登場ですが、実はアイルランドと消費量はそれほど変わりはありません。
イギリスの紅茶の歴史も意外に浅く、本格的に庶民に浸透したのは18世紀後半の産業革命まで待たねばなりませんし、今日、上流貴族の嗜みとして扱われている「アフタヌーンティー」もその多くが一般に浸透した頃の労働者の食習慣などが多く逆輸入されているために、その原形を保っていません。
しかも近年は、紅茶の消費量はアイルランドと並んで下降気味と言われています。
その最たる原因は、ファーストフード店で供給される炭酸飲料系ソフトドリンクの台頭によって、紅茶=家族で飲むものという古臭いイメージとなってしまって、現代の若者たちに受け入れられなくなってしまったのが理由のようです。

4位:ロシア
「ロシアンティー」と呼ばれる項目があるほど、ロシアも紅茶の消費量が高い国の一つです。
ロシアの紅茶の歴史は、欧州とはあまり関わりがなく、むしろ中国との貿易に代表されるように東回りで伝わったオリエンタルな歴史背景があり、グルジアやアゼルバイジャンで栽培が成功するまでは100パーセント中国からの輸入に頼っていました。
ロシアの紅茶が庶民に広まったのは、ロシア製の湯沸かし器であるサモワールの普及が始まった19世紀であり、寒い日にはウォッカを添加して飲むなど、完全に暖房用として広まったのです。
ちなみに、日本人はロシアンティ―を紅茶にジャムを加えたものとイメージしていますが、本場のロシアの人はそれが普通の飲み方であり、ロシアでロシアンティ―と言っても通用しません。

5位:モロッコ
モロッコもイスラム圏と言うこともありますが、比較的飲酒に関しては緩く、全面禁酒されているわけではありません。
モロッコでは紅茶の文化は、他の国とは少し異なり、お茶を嗜む派生的習慣でしかありません。
モロッコではミントティーを飲むアッツァイと呼ばれる習慣があるのですが、これの主流は緑茶です。
モロッコに初めて紅茶が伝来したの18世紀、モロッコのタンジェがポルトガルから英国領に替わった(英国とポルトガル王室の政略結婚による)ことがきっかけで、その後イスラム教の聖職者によってコーヒーが禁止されたことで、紅茶を含めたお茶の消費量が拡大し、さらに天然痘の流行に対抗するために、お茶にミント系を添加するように症例が出され、一種の健康茶として普及したと言う経緯があるのです。

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